この車について
2013年4月に開催された上海モーターショーで発表された世界限定100台のモデルで、ランボルギーニ創立50周年を記念したモデル。
~メカニカル、デザイン、インテリア、エクステリア~
エンジンはベース車両のアヴェンタドール LP 700-4の700馬力から720馬力に上げられるとともに、モデルコードはLP 720-4へ。
パフォーマンス志向によりデザインは変わり、アヴェンタドールJ譲りのフロントエアインテークとリヤデザイン、サイドスカート、リアディフューザー、エンジンの通気性の向上などにより、アヴェンタドール LP700-4よりも50%以上も空力効率は上がっている。
標準の外装色は、Giallo Maggio(ジャッロ・マッジョ)という鮮やかな黄色が車と一緒に発表されたが、ジャッロ・マッジョ以外にも外装色は選ぶことができる。

三角窓の横のダッシュボード部分にフォージドコンポジット製カーボンで50°のロゴとオプションでシリアルナンバーを入れることができる専用の車内プレートがつく。シートは天然のセミアニリン皮革で作られたQ-シトゥラ ステッチと呼ばれるガヤルドやムルシエラゴ、アヴェンタドールなどのオプションが採用された。


Aventador LP 720-4 Roadster 50° Anniversario|アヴェンタドール LP 720-4 ロードスター 50周年 アニヴェルサリオ
2013年8月に開催されたThe Quail, a Motorsport Gathering(ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング)で発表された、アニヴェルサリオのオープントップモデルで世界限定100台のモデル。
日本での新車価格は5,598万8,100円となった。
アヴェンタドールロードスターと同じく、トランクに収納可能なツーピースカーボン製ルーフは変わらず片方6kgで計12kgとなっている。
ロードスターのため、アヴェンタドール LP 700-4 ロードスターと同様に0-100km/h加速はクーペより0.1秒劣る。

スペック
エンジン | L539 6.5L(6,498cc) 60°V12 DOHC 48バルブ |
最大出力 | 720PS(8,250rpm)/690Nm(5,500rpm) |
トランスミッション | グラツィアーノ製7速ISR(シングルクラッチMTモード付セミAT) |
駆動方式 | Rear Mid Engine AWD|リアミッドエンジン 全輪駆動 |
最高速度 | 350km/h |
0-100km/h | 約2.9秒(クーペ) 約3.0秒(ロードスター) |
重量 | 不明 |
ホイールベース | 2,700mm |
ドア | シザードア |
生産台数 | 100台(クーペ) 100台(ロードスター) |
デザイナー | フィリッポ・ペリーニ |
ベース車両 | アヴェンタドール LP700-4 (ロードスター) |
先代 | ムルシエラゴ LP 620-4 40周年アニヴァーサリー |
個人的見解
ワンオフカーであるアヴェンタドールJのフロント・リヤデザインを反映しているため、デザインにも特別感があり、個人的にはオリジナルのアヴェンタドールより好み。まだ実際に見たことがないので、見てみたい。
ランボルギーニの公式サイトからアニヴェルサリオのページがかなり前に消されているので、多少間違っている情報があるかもしれない…
現在の価格は5500万円~7000万円ほどとなっている。海外でもあまり出回っていないため希少価値はかなり高い。また、日本での取引価格が海外と比べると安いため海外に流れる可能性が高いモデルでもある。