2025年10月27日イタリアのデザインの鬼才、PininfarinaがSNSでHonda NSXのレストモッド・ティーザーを投稿した。1990年にデビューし、ジャパニーズスーパーカーとうたわれるNSX(NA1)が「イタリアン・レーシングDNA」で生まれ変わる。

NSXのルーツとPininfarinaの関係
NSXは、アイルトン・セナのフィードバックでシャシーを極めた「ドライバーズカー」の金字塔だった。
Pininfarinaは1980年代のHP-XコンセプトでNSXのデザインに影響を与え、今度はそのNSXをベースに現代風に再構築される。
パートナーはイタリアのチューナーJAS Motorsportで、完全ハンドメイドの「アトリエ」スタイルが採用された。

Source:https://www.caranddriver.com/news/a61755187/honda-hpx-concept-pebble-beach/
各台はオリジナルNSXをドナー車に使い、ボディはフルカーボンファイバーで軽量&エアロダイナミクスを強化。クラシックなウェッジシェイプを残しつつ、現代的なシャープネスが加わったティーザー画像は、まるで未来のクラシックカーのように見える。

スペック・ハイライト:まだベールに包まれた魅力
- ボディ: フルカーボンファイバー製。新設計でハイダウンフォース化、NSXの低重心を活かしたハンドリング。
- エンジン、メカニカル: 自然吸気V6(オリジナルエンジンのリフレッシュ版)。高回転の咆哮を現代的にチューニングし、6速MTと組み合わされる。詳細は2026年上半期公開予定。
- 生産: 「ウルトラ・リミテッド」! 価格は未定だが、数百万ユーロ級のエクスクルーシブさ。
- 哲学: Pininfarinaの言葉通り、「そのクオリティはドライバーの情熱を掻き立てるかどうかで決まる」。 レストアではなく「進化」重視で、ピューリストの涙を誘いつつ、革新派を魅了する現代的なレストモッド。
JASのレーステクノロジーが加わったことで、NSXはまたサーキットでもストリートでも王に君臨するのか?
なぜ今、NSXレストモッドが熱い?
ここ数年で各国の名車たちのレストモッドが流行りクラシック回帰の波が来ている。PininfarinaのBattistaやAutomobili PininfarinaのEVプロジェクトで培った技術が、NSXに注入されるのは革命的である。私はようやく日本車のレストモッドが来たか!と2026年の正式公開が待ちきれません!!
